6月2日PM3前だったと思う、面会の時間を心待ちにしていたら、いきなり、NBIのスタッフが入って来て「荷物を持って外に出ろ」と言った。周りの皆が驚いた、「どうしてだ?」「帰る」と言った。私以上に他の連中が喜んでくれた。私は何か嫌な予感を感じつつ、隣の事務所に行くと、そこには、見慣れない人物が居た。弁護士だった。こんな弁護士知らないぞ!!と思いながらも、ついて行くしかない。事務所では簡単な処理だけ、また、外のセキュリティの所は全くの素通りである。弁護士に「どこに行く?」と尋ねた。「向かいのホテル!」との答え。不安であった。
Nakamoriは靴を仲間に取られたらしく、スリッパである。外を歩く人たちには私たちはどのように見えたのであろうか?カッコなんか気にしている暇は無い、とにかく、家に帰りゆっくりしたかったのであるが、このホテルで誰に会うのか?以前にこの日の事を知らされておれば、こんな余計な心配をする必要は無かったのであるが、いきなりである。それも、いきなり、知人が尋ねてきた程度ではない、外に、出てしまったのである。
もう、如何しようも出来ない、その弁護士に付いて行くしかないのであった。
留置所に居るとき隣の部屋に居るナカモリと面会の時間に少し話をすることが出来て、その時にナカモリが「NBIと訴えた女4人は私を留置した事で後で逆に告訴されると思っているらしく、もし、留置所を出たとしても命が狙われる恐れがあるから十分気を付けた方が良い」と言われた言葉が十分すぎるほど頭の中でぐるぐる回っているのであった。。
NBIのタフトの向かいのたしかマニラパールホテルであった。
さっさと弁護士はホテルの中に消えようとしていた、慌ててタフトを渡り同じくホテルに入るしかない。
エレベーターのところで弁護士は待っていた。「3Fに友達がいるから、、、」弁護士はそう言うとエレベーターの中に入った。Nakamoriと私は弁護士に離れない様にするしかない。しばらくして3Fに着いた。ドアーが開くとそこは駐車場であった。ますます怪しい。。。。もう、如何なっても良い!!もう、まな板の上の鯉状態であった。
エレベータの外は駐車場になっていた。
嫌な感じ、、、映画の一場面に出てきそうである。よく殺される場面が有るなあ。。。。なんて、思いながら弁護士の後を付いて行った。
しばらく、歩くと大きな人影が出てきた、よく見ると知ってる人影であった。
それは、NBIの他の部屋のエージェントのミロであった。
知り合いといっても、数週間前にNakamoriを別件で連行したのが、そのエージェントである。
しかし、その後ろには誰が居るかは知っている。
少しは、安心しそうである。
そのミロに「どうして?」と聞いてみた。「二人留置所から出れたよ!今から、アンティポーロに行く!」と言った。彼の後ろで指示をした人物の家にまず行くと言うのだ。
何とか、なりそうだ。これで家に帰ることが出来る。嬉しかった。
弁護士そして私とNakamoriがミロの車に乗り走り出した。
車中でミロが私に「お前のVISAは不当滞在のままだ!!」と言った。
「なぜ?後はスタンプを押すだけじゃないの?」Nakamoriに聞いてみた。
Nakamoriは「分からない」と答えるだけ。話にならない。。。
車は、アンティポーロのJの家に着いた。
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